昨日、スペイン語の家庭教師の先生と来週の授業の日程の話をしていました。

僕「来週金曜日、ちょっと用事があって授業ダメなんです。」
先生「あ、じゃ水曜日はどう?バルセロナに来る用事があるから」
(先生は郊外の町に住んでいて、バルセロナに来るのは遠征らしい)
僕「あ、いいですよ。でもなんの用事ですか?」
先生「日本語図書館に生徒募集のチラシ貼りに行くの。」
僕「え? なんすか、その日本語図書館って? 
  その、つまり日本の本専門に置いてある図書館ってことですか?」
先生「そうよ、毎週水曜日と土曜日だけ開いてるの。」
僕「ど、どこですか、それ?1年以上住んでて、そんなものがあるなんてまったく知らなかったです。
  でも先生、そのチラシのタイトル、
  <スペイン語の従業>ではなくて<スペイン語の授業>に書き直したほうがいいですよ。。。」

日本の本、というのは海外では非常に入手しにくいものなのです。
日本食レストランとは違って、まず基本的に日本人以外は買わないものだからです。

ヨーロッパでは、日本人も多く住む大都市でのみ書店があります。
ロンドンでは三越の地下に日本の本屋が。
アムステルダムには、ホテル・オークラの地下に日本の本屋が。
パリにもあります。デュッセルドルフにもあります。
本は単価が低いくせに重量が重いので、本代と同じくらい送料がかかります。
したがって、値段は日本の3倍程度になります。

でも、バルセロナごとき田舎町には日本の本屋さんはありません。

海外一人暮らしで一番恋しいもの。それは日本のソフト、特に活字。

とういうことで、いてもたってもいられず、今日行ってきました。

バルセロナ日本語図書館(Biblioteca Japonesa de Barcelona)

場所はバルセロナのほぼ中心部。
http://www.lazul.com/bjb/

先生が白板に書いてくれた地図を頼りにたどり着いてみると、
特に看板もなく普通のアパートの入口。
ドアフォンに日本語で「バルセロナ日本語図書館」と書かれてあります。
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普通にアパートの中。階段を上がって、入口ドアを入ります。
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中の様子は、アパートの1室に大きな本棚を並べて作った手作りの読書室、といった感じ。

6畳くらいの部屋が2室。それぞれジャンルごとに分かれて本が並べられてあり、
小説・実用書から漫画、児童書からビデオ、DVDまであります。
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奥の10畳程度の大きな部屋には、新聞や雑誌、料理本が置かれてあり、大きなテーブルがあり、
ここは「閲覧室」として使われています。
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品揃えは、ブックオフや商店街の古本屋さんの足元にも及びませんが、
それでも、活字に飢えている僕には楽園のようでした。

廃棄本コーナーでは、ブックオフよりも安い、どれも1冊50センチモ。
ということで、僕は2冊借りて、1冊購入しました。

「日本語図書館」があるのは、ヨーロッパでもここだけじゃないだろうか。。。
すべてボランティアによる運営。
蔵書は、みなで持ち寄ったもの。係りの人もボランティア。

バルセロナ長期滞在者には、超おすすめの穴場的スポットです。
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by bonito_seco | 2009-06-28 06:25 | バルセロナの話

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