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このなんともいえない奇妙なビルは、トーレ・アグバル(=アグアス・デ・バルセロナ本社ビル)
と呼ばれています。

アグアス・デ・バルセロナ、「バルセロナ水道会社」の本社ビルです。
その筋では有名な現代建築家のジャン・ヌーベルの作でございます。

さて、このトーレ・アグバル、2004年に出来たばかりなのですが、
お土産屋さんで売ってる絵葉書にも良く取り上げられており、
バルセロナの有名なランドマークになっています。
結構、僕、このビル好きです。
赤と青でライトアップされている姿が、なんだかバルサっぽいし。

サグラダ・ファミリアに負けず劣らず、街並みに全く溶け込んでいないところが、
なんともいえない強烈な存在感があります。

近くで見ると、指先みたいな奇妙なデザインの建物に、長方形のタイルが、
これでもかって感じで、無秩序な組み合わせでビシバシ貼り付けられています。
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普段は中に入ることは出来ませんが、バルセロナ市民に耳寄りな情報です。
7月29日から11月29日までの4ヶ月間、「El Mar La Gran Fuente」(海~巨大な水源)
というテーマで特別展示を行っており、無料でエントランスフロアを開放しています。
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ということで行って来ました。夢のトーレ・アグバルの内部に潜入です。
入り口
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今回の特別展示の内容も素晴らしいです。
生きるうえで必要不可欠な水。熱帯雨林が減少し、日照りが続く異常気象、
そんな中で、海水を淡水化するのは人類の長年の夢でした。
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すでにその試みは始まっており、この展示では、いかに海水を淡水化していくかについての工程が
非常に詳しく紹介されていました。
海水は1リットル中、35グラム塩が含まれています。
この塩分を、いわゆる飲水と同じ0.37グラム、つまり100分の1にする過程。
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何十ものろ過過程を経て不純物が取り除かれた後、
水と塩分を分離するためのエネルギーを与えていく過程。
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とても勉強になりました。

無料ですし、普段は入れないトーレ・アグバルの中に入れる絶好の機会です、
バルセロナ在住の方は、是非行ってみてください。
月~土は10:00-19:00、日・祝は14:00までやってます。
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by bonito_seco | 2009-10-18 06:02 | バルセロナの話

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