いよいよコルドバにやってきました。

コルドバを語る前に、ここでスペインの歴史を超簡潔に紐解いてみましょう。

1万年前:マドレーヌ文化(アルタミラ洞窟の壁画)
BC10世紀:フェニキア人が植民市建設
BC6世紀:カルタゴ人が植民市建設
BC3世紀:ローマ人侵入→BC19年にローマ帝国がイベリア半島を征服
5世紀:ゲルマン民族の大移動→西ゴート王国建国
8世紀:イスラム教徒侵入
11-15世紀:レコンキスタ(キリスト教徒による国土回復運動)
大まかに言って、現在まで続く。

と、様々な民族がスペインを舞台に覇権争いを繰り広げてきました。
スペイン各地には、ローマ帝国による都市建設以降の史跡がいたるところに残っております。

コルドバなどアンダルシアは、アフリカ大陸に近いことから、
イスラム文化の影響が多く見られます。
スペイン中央/東部から興ったレコンキスタにより、
キリスト教徒が徐々に国土を回復していきます。
イスラム教徒が最後まで残ってふんばった地域が、スペイン南西部にあたる
アンダルシアということです。

コルドバは10世紀には、世界一を誇る人口100万人を超える大都市、
イスラム文化の中心地でした。
1234年に、キリスト教徒がコルドバを奪回したわけですが、
ついにイスラム文化を拭い去ることができませんでした。

ということで、そんなコルドバの歴史にひたりながら、街をそぞろ歩いていきましょう。

まずはローマ時代の遺跡。

ローマ神殿跡
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ローマ橋とカラオーラの塔
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時代は一気にイスラム、そしてレコンキスタ後のスペインへ。

スペイン有数の観光地、ここメスキータは、785年に建設が始められました。
コルドバの発展とともに、3回にわたって拡張され、ついに2万5千人を収容できる
巨大モスクとなりました。

その後、レコンキスタが完了し、イスラム勢力がイベリア半島から追われると、
ここメスキータも、カトリック教会に改装されていきます。
メスキータがすばらしいのは、モスクの様式をとどめながらも、そこにキリスト教カテドラルを
組み込んでいった、というところにあると思います、

まずは俯瞰図。
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外観。
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オレンジの木が生い茂る中庭より、いよいよメスキータ内部へ入場。
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これぞメスキータを代表する光景。無数のアーチの白(石)と赤(レンガ)の組み合わせ。
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メスキーターの中でもっとも贅沢なつくりとなっているのは、ミヒラブ。
(礼拝を捧げる方角=メッカの方角を示す聖なる空間。)
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そして、キリスト教への変移。中央礼拝堂。
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ということで、とにかく必見のメスキータでした。

次回は、コルドバ・その他編に続きます。
(しかし、随分、このシリーズひっぱってるなあ。)
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by bonito_seco | 2009-01-25 06:17 | スペイン旅行記

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