プレッシャーに弱い人達
2009年 03月 27日
かなりプレッシャーに弱いんです。
ラテン人的特質として、感情を隠さずに表現する。喜怒哀楽をありありと表現する。
これ自体は、良いことだと思うんです。
でもね、身近に毎日おこってることなんですけどね、
何か嫌なことがあったら、スペインの人達ってばすぐに感情的になってしまうんですね。
喜と楽の時はね、いいんです。でも、怒と哀には、すこぶる弱い。
何か自分に気に入らないことがあったら、とにかく大声で思いをぶちまける。
仕事上のことで言い合いをしたら、その場で、「こんな会社にいられない」と言って家に帰ってしまう。
で、もう一方の言い合いをした人に聞いたら、そちら側はそちら側の言い分をぶちまけて、
「この会社はおかしい。全然世の中のことがわかってない。意味がわからない。」
何日か、帰りが遅くなるような(9時くらいが限界ですが)、重労働な日々が続いたら、
いかに自分が不幸かをぶちまける。(てか僕に言われても、何も改善できないんだけど。。。)
日本人てば、耐えるでしょ。世の中ってのはそんなもんだ、って。
何かおかしなことや、他人と感情のもつれがあったら、
「自分が何か悪かったんだ。自分はまだまだだ。なんとか関係修復しなきゃ」って思うでしょ。
「自分の感情を表に出さない。おしとやかに、目立たない、ことが美徳だ」ってなんとなく
教育されてきてるでしょ。
これって、世界的に見たら、特異で、かつ、僕は非常にすばらしい特質だと思うんです。
だから、僕は、冷静に分析しますよ。いつも。
それでも、毎日、DNA的観点から、いろんなことに驚かされます。
だから、バルセロナに来て1年経とうとしますが、いまだに学ぶこと多し、です。
by bonito_seco | 2009-03-27 08:50 | 独り言