随分とご無沙汰していました。
展示会による過労と睡眠不足により、すっかりブログ更新を怠っていました。

さては、展示会そのものは、5日間にわたり、45000人を集めた国際的なイベント。
IBC、、、「国際放送機器展」とでも訳しましょうか。
今年は不況を反映してか、来場者数は7%減となりましたが、
我社ブースへの来場客は昨年よりもだんぜん多く感じましたぞ。
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さて、仕事の話はここらへんにして、アムステルダムといえば、、、、
レッド・ライト・ディストリクトやコーヒーショップなんて話題を出しそうなものですが、

やはり僕のブログでは、スキポール空港内にあるスーパーの日本食売場がフィーチャーされます。
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7ヶ月前に見たときよりも、ぐっと商品数が増えてるような。。。
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お弁当&惣菜コーナーには、たこやきまで。。。
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しかし、チェックイン前にある空港内のスーパー。
いったい誰がわざわざここに来て日本食材を買うんだ?

あ、僕?、あ、そうね。僕みたいなのが興奮して買っちゃうのですね。
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by bonito_seco | 2009-09-22 01:49 | ヨーロッパ旅行記

に仕事で来ています。。。

放送機器&AVプロダクション系の欧州最大のイベントに出展します。
今日から7泊の長期滞在です。

何はともあれ、オランダは昔1年間ばかり住んでいた場所。
懐かしいものがいっぱい。

例えば、、、


<青い飛行機>
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この航空会社は、昔はいろいろひどかったんですが、
最近はサンドイッチの味もましになりまして、
心なしか女性客室添乗員の背も低くなった気がします。

<スキポール空港の正面入口>
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ここは欧州で一番好きな空港です。非常にオーガナイズされています。
空港内のショップなどもエンターテイメント性抜群です。
日本への便では、乗り継ぎは必ずここを使います。

<スキポール空港の中の「フリカンデール」の自動販売機>
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はっきりいって、そんなにおいしくないんですが、
そういうことも含めて、「オランダの味」です。
とりあえず、長期出張などから帰ってきたら、まずはここでこの「フリカンデール」を
買ってました。

<運河に浮かぶ、ボートハウス>
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情緒はあふれるが、、、夏は蚊が多くて大変そうだ。
でも、地元オランダ人からもボートハウスは大人気だそうです。
(高いのと、競争率が高いので、なかなか入手できない、らしい。)

でも、最近は、アムステルダムといってもここのイメージしかありません。
RAI-エキジビション・センター
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数万人規模の展示会を収容できる会場やホテル、都市の魅力で、
欧州No.1の展示会場です。。。なので、よく仕事でここに来ます。
ここにつくと、いつも現実に引き戻されてしまいます。

イベント出展が成功するよう、帰る日まで頑張りますぞ。
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by bonito_seco | 2009-09-10 06:19 | ヨーロッパ旅行記

先日ポルトガルのポルトに出張に行ってきました。

ポルトは人口24万人ながら、首都リスボンに次ぐポルトガル第2の都市。
市街地は「ポルト歴史地区」として世界遺産に登録されています。
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大西洋に面し、スペインから流れ込むドウロ川沿いにあり、北部で取れる独特のワインは、
この川を渡ってポルトの港で貯蔵され、世界中に輸出されます。有名なポルトワインです。
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ポルトガルなので、当然ポルトガル人と仕事以外にもいろいろ話します。

スペインとポルトガル、企業活動ではよく「イベリア」と、両国をいっぱ一からげにした呼称を使い、
「一国」として扱います。

同じ「ラテン民族」、同じ「ローマン」を語源とする言語を話し、
過去に同じ君主を持っていた国(ポルトガルはスペインから独立した)。
ところが、ポルトガル人と話すたびに、両国の国民性はかなり違うということを感じます。
なぜ、かくも違うのか?

ポルトガル人に、スペインと比較した「お国自慢」を導くような質問をしてみると、
あきらかにスペインに対する「敵対心」が見え隠れしてます。

以下は、そんな話から

・コロンブスはポルトガル人説
現在ではスペイン歴史上の偉人の一人、コロンブスは、
スペイン人でないながらも、アメリカ大陸を発見し、スペインを拠点に数々の航海に出かけ、
スペインに莫大な富を持たらせました。
そんな彼も、晩年はスペイン王室から非常に冷遇されていました。
栄誉を取り戻したのは、死後何百年も経ってからとのこと。

そんな彼の出生地については、一応、定説ではイタリアは「ジェノバ出身」ってことです。
でも、ポルトガル人に言わせると、実は「ポルトガル人」だったらしい。

「コロンブスはほんとはポルトガル人だったってことは、スペイン人すら認めている。
スペインにあんな功績のあった人物を冷遇してきたのに、いまさらその功績を称え、
スペインの偉人にしようとは、虫のいい話だ」とのこと。

・トルデリシャス条約における駆け引き
この「トルデリシャス条約」、1494年6月7日にスペインとポルトガルの間で結ばれた条約で、
当時両国が盛んに船団を送り込んでいた「新世界」における紛争を解決するため、
当時の教皇がヨーロッパ以外の新領土の分割方式を取り決めたもの。
つまり、当時もっとも盛んに植民地活動を行っていた両国が、教皇を巻き込んで、
世界を2分して、勝手に自分達の領土としてしまった、という条約。

この条約により、アメリカ大陸でブラジルだけがポルトガル領土、それ以外はスペイン領土。
一見スペインに有利な条約に思えますが、実のところは、太平洋の西側、アジア以西は全て
ポルトガル領土になる、というポルトガル有利な条約。

なぜスペイン人はこれで納得したのか?
その答えは、ポルトガル人は、このときに、当時スペインからほとんど支援を得られなかった
コロンブスに偽の情報を与え、偽の地図を渡し、当時アメリカ大陸より西側に世界があることを
伝えなかった、といいます。

・ポルトガル人は人道的説
両国が外洋に出て、探検し、次々と発見した土地を植民地化していた頃。
スペイン人はその土地の文化や現地人を壊滅し、
一方で、ポルトガル人は現地人と仲良く融合していったとのこと。

根拠として挙げられるのは、スペインがインカ帝国やアステカ王国を武力で滅亡させたこと、
また現地人といさかいがたえなかったために植民地を小さく分割せねばならなかったこと。
だから、旧スペイン植民地だったラテンアメリカ諸国は概して国土が小さい。

一方、ポルトガルは現地人と溶け込んでいたので、殖民地勢力を分割する必要がなく、
結果的にブラジルが広大な国土を持つ国になった。

ま、そんな感じです。

実際、現状は、
ポルトガル人は、スペイン人と話すときはスペイン語を使います。
スペイン人はポルトガル語をしゃべれません。

ポルトガル人は、英語が堪能です。スペイン人はまず英語がしゃべれません。

ポルトガル人は、文化的にも、アングロサクソンやゲルマンの影響を多く受けています。
スペイン人は典型的ラテン人です。

ということで、ポルトガル、小国が故の「世渡り上手」な国になったわけですね。
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by bonito_seco | 2009-09-06 06:48 | ヨーロッパ旅行記

まだまだひっぱります。スイスの話。。。

日本政府観光局による2008年の統計。
日本人出国者数の多い欧州の国別ランキング(観光客、ビジネス、駐在員など含む)。
1位フランス、続いて、、ドイツ、スペイン、スイス、イギリス、イタリア、、、
イギリスよりも、イタリアよりも、スイスに向けて旅立った人が多い。。。

そんなわけで、スイスでは、当然のように日本人をたくさん見かけました。
町自体はどこに行っても小さいわけで、そこに、イギリスやイタリアに行った人以上の日本人の
方々がいるわけで、当然のことながら、見かける「日本人率」が高くなるわけです。

するとこんな商売が成り立つわけです。。。ここはゴルナーグラート展望台駅、観光名所。
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このおやじの後ろにいる犬はセントバーナード。
犬と記念撮影をさせて、それでお金をもらう人。なぜ?
そう、日本版ハイジにのみ登場する犬、ヨーゼフ人気を狙った、日本人限定対象のビジネス。

別段犬にそれほど興味がない私はと言うと、このおやじには全く興味を見せず、
別の部分でその恩恵を存分に受けたわけでございます。

「日本食」にめっぽう弱い私は、「チーズ・フォンデュ」などには目もくれず、
こんな店を見かけたら、その前を指をくわえて何度も往復し、
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こんないかにもスイス風のレストランの外に貼ってあった、
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こんなメニューをチェックしては、
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こんなものを注文し、
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こんな看板を見ては、
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こんなものを注文してました。
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しかし、でも、今回の旅でもっともお世話になったお店は、こちらのブランド。
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日本を離れて、早や6年。ここでお目にかかるとはついぞ思わなかったですぞ。
mont・bell様。昔は随分お世話になりました。
欧州にはこのブランドの商品は、まずもってお目にかからない。。。

お店の方に聞いてみると、このグリンデルワルド店が欧州で唯一の直営店舗とのこと。
そろそろゴアテックス効果がなくなってきたので、新しい「レインダンサー」が欲しいな、、、
と思ってふらりと店内に入ってみたら、、、ああ、そこはワンダーランド。

前からなんとなく欲しかった「取ってつきリュック」をつい興奮して3万円で買い、
ワンタッチで着脱できる「魔法のハイキングシューズ」を4万円で衝動買いしたのでした。
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日本のブランドを、日本人のサービスで、日本語で買い物できるのはなんともいえない幸福です。
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by bonito_seco | 2009-08-27 06:22 | ヨーロッパ旅行記

「アイガー北壁」。。。なんともりりしい名前。

「タイガー魔法瓶」でもなく
「メガネの愛眼」でもなく
「じゃぱネット高田」でもなく

「アイガー北壁」。
「アイガー」と「北壁」の絶妙でかつテイキンオーバーなかんじ。


「アイガー」は、ベルナーアルプスにある、スイスを代表する名山。
「北壁」は北向きの山面。英語で「North Face」。
かのアウトドア系有名ブランドもここから名称を取っていますね。

世の中にはいろんな「三大」があるもので、「北壁」にも三大があります。
「三大北壁」。北に向かってる壁。

なんでも、、、
グランドジョラスのウォーカー側稜(ウォーカーバットレス・北壁)、
マッターホルン北壁、
そして、アイガー北壁。
なんの「三大」かと言うと、「困難な三大ルート」らしいです。

アイガー北壁は、1935年~1958年までに25回の登頂が試され、死者は15名に及んだものの、
13回67名が登頂に成功している。

これが、そのアイガー北壁。標高、3,975 m。
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北壁は、高さ1800mの岩壁。初登頂は1938年。
僕の愛読書、「武田信玄」の新田次郎さんが「アイガー北壁」という小説を書いてます。


日本人に大人気のスイスの観光地、グリンデルワルドは、
この「アイガー北壁」をながめることができる町です。

「アイガー北壁ビュー」のホテルの部屋から、町と一緒に撮った写真。
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もちろん、僕はこの壁に挑戦するはずもないので、
なんとも平和で、すがすがしい夏季休暇を過ごしました。
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by bonito_seco | 2009-08-25 05:03 | ヨーロッパ旅行記

とーぶんの間、スイスの話が続きそうですが、、、
なんせ2000枚の写真があるので、スイス、なかなか整理できません。
やっとこの山だけ整理できました。

ということでとりあえず第一話。

今回スイスに行った最大の目的は、この山を見ることでした。


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きっと世界で一番「かっこいい」山、「マッターホルン」。標高4,478m。

10年位前、北海道で住んでいた頃に初めて登った樽前山。
それからすっかり登山の魅力に取り付かれ、以降、ずっと夢見てきた山。

歴史上初めて山頂が制覇されたのは1865年。
アルプスの名だたる名峰の中で最後の方まで山頂を制覇されなかった山。
技術的な難易度はさることながら、霊峰であることを初期の登山家達が恐れたため、
ともいわれています。

ちなみに僕のような一般登山愛好家が登るのは無理です。
毎年結構な人が滑落や遭難してます。

8月中旬の盛夏の時期とはいえ、天候が崩れやすい山の気候。
念には念を入れて、今回は計7泊のうち、4泊分をマッターホルンのある
「ヴァリス・アルプス」地方に泊まり、「マッターホルン」見物に臨みました。

標高3,100mのゴルナーグラート展望台にある山岳ホテルに2泊。
その後、スイス側のお膝元「ツエルマット」の町に2泊。

結果的にほぼすべての日が快晴で、非常に満足の行くスイス旅行でしたが、
いやはや「マッターホルン」、どの角度から見ても、どの高さから見ても、非常に美しい。


ということで、いろんなマッターホルン・スペシャル~。


ゴルナーグラートの山岳ホテルの部屋の窓から見えるマッターホルンの朝焼け
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ゴルナーグラートからツエルマットに降りるハイキングルートから見るマッターホルン
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リッフェルゼーに映る「逆さマッターホルン」
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ツエルマットの町より臨む
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マッターホルンの登山基地となっているヘルンリ・ヒュッテに向かう登山道。
下を振り返ってはいけません。
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山頂のドアップ
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最後は、、、


ヘルンリ・ヒュッテの「マッターホルン・スパゲティ」
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このブログ、バルセロナ・ライフがメインテーマになるはずなのですが、
どうもバルセロナネタが少ないことを我ながら懸念しております。

ま、インターナシオナルってことで。
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by bonito_seco | 2009-08-21 06:16 | ヨーロッパ旅行記

みなさま、大変ご無沙汰しておりました。
2週間以上もブログの更新をおこたっていました。

安否を気づかうメールまでいただく始末で、、、

ここのところ、重い仕事と、その後すぐに夏休みをとってスイスに
1週間ほどこもってましたので、ブログの更新できませんでした。

スイスの話は、写真整理して、これから小出しにしていきます。

とりあえず、こんなものを見て、
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こんなところを歩いてました。
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ところで、2週間ほど更新していないにもかかわらず、
つい数日前に、訪問者数が過去最高の数字を記録しました。

不審に思って、調べてみると、、、やっぱりこの記事が原因でした。

このブログに辿り着いた、検索ワード1位から5位まで。

1位 ヌーディストビーチ
2位 ヌーディスト
3位 ヌーディスト ビーチ
4位 ヌーデストビーチ
5位 ヌーディストビーチ 日本人

これって、思惑通りか?;p
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by bonito_seco | 2009-08-19 04:18 | ヨーロッパ旅行記

先日たまたまイタリアの地震被災地、ラクイラを車で通りました。

ラクイラは、今月の上旬にサミットが開催されたので、
最近の被災地の映像を見た方も多いと思います。

アドリア海側からローマに抜ける高速道路の途中で、たまたまこのラクイラを通りました。
高速道路のサービスエリアからは、避難生活を送っている方々が暮らすキャンプ地が見えました。
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今年4月6日の地震により、270人以上の方が亡くなり、
4ヵ月近くになる今もなお、7万人以上が避難生活をしているとのことで、
地震のつめあとは大きいようです。
ベルルスコーニ伊首相が、急遽サミット開催地をここに変更したのも、
世界中の関心を集めるため(援助金を集めるため?)だそうです。
この人、こういうパフォーマンス好き、失言続きで有名なのですが、
総理選に三選してしまうほどイタリアでは人気者です。



サミットの舞台、自然災害、というと、去年の洞爺湖サミットを思い浮かべます。
(そういえば、当時はまだ福田さんが首相でしたね。。)

湖畔に温泉街や昭和新山を持つ洞爺湖は、北海道でも有数の観光地です。
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そして、あの自然災害を思い浮かべます。

洞爺湖畔にある有珠山が最も最近噴火したのは僕が札幌に住んでいた2000年。

3月31日の午後1時過ぎ、西山山麓からマグマ水蒸気爆発が発生。
噴煙は火口上3500mに達しました。札幌の街からもその噴煙を見ることが出来ました。
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札幌から中山峠をぬけ、ニセコ、洞爺湖を通過し、函館方面へ向かう、僕が何度も通った
国道230号は、地盤の隆起と断層により破壊され、通行不能。鉄道も運行を見合わせました。

火口に近い地域では噴石や地殻変動による家屋の破壊が多発。
広い範囲で地殻変動による道路の損壊が発生し、
被害総額は170億円にものぼったとのことです。

幸いなことに、この噴火による人的被害がいっさいありませんでした。

噴火発生の4日前の3月27日には、近日中の噴火が予知され、
2日前には気象庁が「緊急火山情報」を出しました。
これを受けて周辺の3市町は危険地域に住む1万人余りの避難を噴火までに完了していました。

・有珠山が比較的「噴火予知のしやすい火山」であること、
・地域住民の多くが過去の噴火を経験している(前回の1977年、前々回の1943年)こと、
・普段からの心構え
(「温泉などの、有珠山の火山活動による恩恵を受けて暮らしているのだから、
30年に1度の噴火は当然受け入れなければいけないこと」という意識が高く、
周辺市町のハザードマップの作成や、普段からの児童への教育などがなされており、
危険地域を避けた適切な避難誘導を行った。)

このこと、なんでもないことのように思えますが、海外で6年暮らしていると、
こういう部分って、やっぱり日本、日本人はすごいと思います。
僕は日本人であることに誇りを持ちます。

一時はライフラインを絶たれたこの町も、現在ではまた当時の活気を取り戻し、
今日も多数の観光客でにぎわっているはずです。


イタリアも、頑張ってます。被害後、すぐに国家レベルで対策がうたれ、
キャンプ地が設置され、心に深い傷を負ったであろう子供は、応援に駆けつけている、
イタリア軍の人たちとサッカーを楽しんだりしています。

被害を受けた方々が、一日でも早く、元通りの生活を送ることができますように。
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by bonito_seco | 2009-07-26 06:51 | ヨーロッパ旅行記

というわけで、温泉編です。

イタリアで温泉。
しかも野趣あふれんばかりの売り文句(by友達)
・滝がある。
・その滝が温泉である
・しかも川に流れ込む
・オープンエアーである。
・無料である。

友人いわく、「天気が悪いと温泉はだめ。」
僕いわく、「へ?雨降ってる中の温泉も、風情があっていいよ。」
友人いわく、「へ?寒いから入れないって」
僕いわく、「いや、外の寒さと温泉のあったかさがいいんじゃないのさ」
友人いわく、「いや、だから、温泉が寒いんだってば」

と、どことなくかみあわない会話を堪能しつつ、僕は、それはもう、
「日本温泉行ったことあるアーカイブ」No.1の
アイヌ語で「神の水」、「カムイワッカ湯の滝」を妄想しているわけです。

脱線しますが、この「カムイワッカ湯の滝」、知床の奥地にあり、それは「秘湯」だったわけですが、
昨今の世界遺産&秘湯ブームにより、すっかりメジャーな温泉になってしまいました。
それでも、やはり、ここは、圧巻です。
そもそも沢登りのメッカでもありますが、滝&川が温泉なもので、滝壺ではゆったりと入浴できます。
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話はイタリアの温泉に戻しまして、
おすそ分けの魚の下ごしらえをおえて、いよいよ温泉に向かいます。
サン・ベネデットの町から山へ向かって約1時間。
「アクアサンタ・テルメ」という温泉の町に到着です。

ここには、無料の野外温泉とは別に、れっきとした湯治のための施設があります。
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が、しかーし、しかしですよ、道中から雨。雨。雨。雷。友人の悪い予感的中。
夏のイタリアとは思えない肌寒い雨の無料屋外温泉。
これは、しかし、、、上から温泉をのぞいてみると、


なんとこんな感じ。
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物好きな家族連れと、若い女の子達が楽しげに温泉?を楽しんでいます。

確かに、滝がそそぎこんでいる。
しかし、温泉のあの、「湯気」がたっていない。。。

男性読者のために、若干アップ目に。
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上から、家族連れのお母さんに「寒くないですか?」と声をかえたところ
「寒くないわよ。大丈夫よ。」とのこと。

ということで、われわれも川沿いに下りて行きました。指をおそるおそるつけてみると、
つめたいっちゅうねん!湯温26度くらいか?

「これはいかん。10時間かけてここまでやってきて、温泉に入れないなどありえない。」
そう考えるとね、不思議なことに冷たくないんですね。
海水浴の海の温度と比べたら、まだましですしね。

ここは、なんと、滝の横の穴から入っていくと、中は洞窟になっているのです。
天然の「洞窟湯」。これはこれはとても素敵。新鮮。(湯温さえ暖かければ)。

友人は、さっさと自分は温泉に入ることを断念し、外で見守ります。
でもね、こっちは、はるばる10時間かけてきたわけですよ。
26度なんて、冷たくないですよ。
それに強烈な硫黄のにおい。これぞまさに温泉ですよ。

しばし、洞窟湯を楽しむ姿をご堪能ください。
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ということで、温泉気分は若干中途半端ながら、
スペインに帰ってきても、このとき着ていた服にまだ硫黄の匂いがこびりついている
なつかしい現象に大満足です。

これで、ちょっとは「日本に帰って温泉に入る」妄想も緩和されたかも。。。
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by bonito_seco | 2009-07-09 06:29 | ヨーロッパ旅行記

前に日本に帰ったのは、、、確か去年の11月。
8ヶ月間日本に帰ってないので、いい加減、「和」が恋しくなります。
今日は、しかも「七夕」じゃあないですか。

今回の週末旅行の目的地は、人口5万人弱のイタリアのマイナーいなか都市
「サン・ベネデット・デル・トロント」。
このわれわれ日本人には聞きなれない片田舎の町、

一応、町の名誉のために言っておきますと、
・イタリアは「マルケ州」という、なんともかわいらしい名前の州の主要都市のひとつ。
・アドリア海に面した、ヨーロッパ有数のリゾート地である。
・我が社のイタリアの工場がある。
という知る人だけ知る重要な町なのであります。

ここに友達が住んでおります。
友達が町自慢をする際のキーワード。
のんびりとしたイタリアの田舎町にひそむ「和」の誘惑。

・近くに、川に流れ込む天然の無料温泉がある。
・釣ったばかりの生魚が食べられる
(工場に勤める人が船を持っていて、週末によく釣りに出かけて時折おすそわけが入荷する)。

この2つの殺し文句につられて行ってきました。
はるか、サン・ベネデットへ。

地図で見るとこんな感じ。近そうに見えますね。
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しかーし、バルセロナから飛行機でローマへ。1時間50分。
空港からバスターミナルのあるローマ・ティブルティーナ駅まで45分。
ローマ発1日2便しかないサンベネデット方面行きのバスは、
山越えの高速をとおり、反対側のアドリア海沿岸まで3時間の道のりです。
待ち時間を含めて、移動時間は実に片道10時間。
天候が悪ければ、天然温泉はおろか、そもそも他力本願の釣り船も出漁できません。
往復20時間の旅。てるてるぼうずに晴れ祈願するばかりです。

金曜の午後4時頃家を出発し、深夜すぎに到着し、
「世界一おいしいピザ屋」(友人談)でピザを食べ、

翌朝は「他力本願」はいかん、と港の魚市場に行ったところ、
どーも陳列されている魚たちは新鮮な雰囲気をかもしだしていない。
目が充血してるし。


それでふらりと港にあるバールに立ち寄ったところ、
なぜか「寿司」がメニューにあるではありませんか。
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サーモンのすしを食べているときに、なんと釣り船から「大漁」の朗報が。
おすそわけは、あじ5匹、さば3匹。037.gif
うん、あきらかに新鮮。目元がね、ぷるんぷるんしてます。
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今日の夕食に備えてさっそくさばきます。
あじはすべて刺身に、さばは焼き&しめに。
僕の華麗な包丁さばきで、魚達はみるみるその姿を変えていきます。

下ごしらえを終えて、温泉に向かいます。
温泉の話は、また次回にします。

さて、下ごしらえを終えた魚たちは、おすそわけをいただいた方のお宅へ向かいます。
高台にあるなんともイタリアの田舎らしいゆったりとしたアパートのパティオで、
魚を囲んで、典型的な和の食卓が繰り広げられます。
今日釣られ、さばかれた魚たちに、豚の角煮と日本酒と日本米が合流。
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さらには、なんと魚焼き網が登場!
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イタリアの片田舎で、
その空間だけはもう完全に「和」と化しております。

あー、幸せ。大テーマのひとつ、「生魚」はこれ以上ない結果に終わったのでした。058.gif

ということで、次回は温泉スペシャルです。
イタリアで天然温泉。。。むししし。
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by bonito_seco | 2009-07-08 06:10 | ヨーロッパ旅行記