これはアメリカに駐在していたときに、ときどき聞いたフレーズ。

絵でたとえると、こんな感じですよね?

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ありえないですね。

ということで、英語で「ありえないこと」を表現するときに使われます。


なんでこんな話かと言うと、いまだに整理中のスイスの写真を見ていたら、
こんなものがでてきました。

ハイキングルートです。
豚小屋のそばを通ります。
豚は放し飼いにされてます。

近くのドロ沼で水浴び遊びしていた豚が、僕を見るやいなや近づいてきました。
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とことん接近したあげく、よくのびた鼻で、なにやら僕の匂いを確認しています。

なんとほほえましい光景なのでしょうか。


が、しかし、このとき、僕は恐怖におののいていたのでした。

だって、豚ってば、この鼻、とっても硬く、おまけに木製の柵なら簡単に壊してしまう
強大な背筋を備えており、牙も強い背筋を生かせるよう上向きに生えており、
人間のような丈の高い動物を敵と認識すると、突進して鼻先を股ぐらに突っ込み、
頭部を持ち上げながら強くひねる、という得意技を持っています。

この技は「しゃくり」と呼ばれており、まともに人がしゃくられると数メートル飛ばされ、
腿の内側の静脈を切って大出血することがある。

らしいからです。


で、この豚君、ひとしきり僕の匂いをかいだ後、
興味なさそうに、そっぽを向いて、歩いていってしまいました。

「日本人観光客、スイスで豚にしゃくられ重症」なんて記事が新聞に載らなくてよかった。

豚ではなく、僕がしゃくられて飛んじゃうとこだったわけですね。
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by bonito_seco | 2009-09-07 06:24 | 独り言

Miyaくんが、コメントしてくれたので、ちょっとこの曲の話題を。

>Bésame mucho.って歌のタイトルの意味が今わかりました。

えー、すごい。僕なんか、つい最近までわからなかった。。。

日本語で「ベサメムーチョ」。
意味は「いっぱいキスして」。

おそらくスペイン語の曲で、一番日本で知られている曲ではなかろうか。

なぜ、意味がわからなかったのか。それはスペイン語文法のせい。
最初の「Bésame」がやっかい。

・とにかくいっぱいある動詞の活用の中のひとつ、「二人称単数命令形」。
・目的語「me」が動詞の後にくっついている

辞書には、動詞は基本的に「原形」しか載っていないので、
「Bésame」で引いても、出てこないんですね。

だから、わからない単語があって、それが動詞だったとすると、
辞書で見つけるのは原則不可能だったりします。

そのうち、経験と感により、見当がつくようになりますけど、なかなかその領域まで辿り着けない。

ま、こういうことです。
・BESAR(キスする)の二人称単数命令形→ BESA
・一人称単数代名詞の目的格(私に)のME。
そのMEがBESAの後にくっついた状態=BESAME
これで「私にキスして」という意味になります。

・MUCHO(いっぱい)

「BESAME」ときて、「BESAR」という動詞だということがわからないと
意味を自力で調べることは不可能なんですよ。だからね、ずーっとわからなかったんです。
あー、めんどくさい。スペイン語って難しい。。。

ということで、ちょっと曲紹介。

日本ではトリオ・ロス・パンチョスのバージョンによりこの曲を知ってる人が多いと思います。
僕は、ビートルズが昔よく歌っていたのを聞いていました。
「アンソロジーⅠ」にも収録されてます。

もともとこれは1941年にコンスエロ・ベラスケス(Consuelo Velazquez)
という女性が作った曲です。

「いっぱいキスして」って意味なので、単なるべちゃべちゃあまあまラヴ・ソングかというと、
そうでもなくて、かなり切ないエピソードがあります。

病に倒れた夫が自分の死期が近いのを悟り、見舞いに来た妻に
「たくさんキスして」とせがんだことがこの曲を作るきっかけとなったそうです。

======================
たくさんキスして 今夜が最後であるかのように
たくさんキスして あなたを失ってしまうのが怖いから
======================

うーん、切ない。日本語では恥ずかしくて絶対言えない。

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by bonito_seco | 2009-07-03 06:25 | 独り言

あなたのことを、誰も奇異・ゴシップのネタにしない、
静かで落ち着ける場所にやっと行けますね。

1982年、僕は中学1年生、13歳。
小林克也さんの「Best Hit USA」が一番好きなTV番組でした。
どの曲が今週の全米No.1だ?といつもワクワクして見ていました。

生粋のTOP40少年。レコードがたくさん売れた曲=いい曲。
それは今も基本的に変わっていないかもしれません。

あの世界で一番売れたアルバムは、当時の僕の衝撃のレコードでした。
英語なんかほとんどわからなかったけど、
「ビリー・ジーン」の意味深な歌詞、
「ビート・イット」のエディ・ヴァン・ヘイレンの強烈なギター
そんなことは当時はまったく分からず耳から入ってきた音を口ずさんでました。

当時なけなしのお小遣いで買ったレコード1枚、その後CDで買いなおした1枚、
5年ほど前に中古で買いなおしたアナログ1枚。3/1億500万。

そのアルバムの前のアルバムに収録されていた曲。
いろんなことを思い出させてくれる曲。

http://www.youtube.com/watch?v=qF0o-W5uu8o

この曲のレコーディングでは、何度レコーディングをやっても、自身が最後に泣いてしまい、
収録し直しを何回もしたが、結局そのままアルバムに収録されることになった、といいます。

とてもいい曲です。やっぱり繊細で、そして天才だったと思います。

Descanse en paz - 安らかな眠りを。
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by bonito_seco | 2009-06-27 07:06 | 独り言

レアル・マドリッドのフロレンティーノ・ペレスが会長に再就任して、2人のスーパースターを
移籍させるのに、あっという間に使った額です。
この人、実業家で、スペイン最大の建設会社の経営者でもあります。

前回の会長時代に、フィーゴ、ロナウド、ジダン、オーウェン、ベッカムと財力にまかせて
世界のスーパースター達をかき集め、「銀河系集団」と呼ばれた当時のチームを作った人です。
オーウェンなんか、出場機会に恵まれなくて、1年で出ていきました。

今回入手した選手は、カカとクリスティアーノ・ロナウド。2007年と2008年のバロンドール。
当代最高の選手を一気に二人も獲得しました。

僕は心の底でははしゃいでいます。来季の開幕が待ち遠しいです。
3冠のバルサに挑む、第2期銀河系集団。
リーガ・エスパニョーラは名実共に世界最高峰のリーグですね。

で、結局、前回と同じように、守備面での補強をしなかったもんだから、
最後でバルサに負けてしまうのだろうなあ。巨人みたい。

そのペレス新会長の、イタリアの新聞社とのインタビューでの発言。
「クラブの財政悪化については心配していない。それどころか、我々は3つのゴールによって
クラブ財政を改善できると考えている。具体的にはチケット販売数の増加、銀行からの融資の拡大、
クラブの経済的価値の増大により、獲得資金を回収できる見込みである。」

ビジネスマンらしく、単純明快。

ということで、あとは中村俊輔がエッパニョールに来てしまうと、もう楽しくって仕方がないでしょう。

どうでもいいけど、明日はパリに出張で、朝5時起きです。もう寝ますよ。
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by bonito_seco | 2009-06-18 06:25 | 独り言

うえーん。痛いよー。

赤くなってるよー。ひりひりするよー。

ということで、昨日の初焼き行為にかなりやられてます。

思えば、その2日前の金曜日に、スペイン人の人と、
「こっちは日焼けクリームなんてないのよね。みんな日焼け止めを使っているわ」
なんて話をしていたばかりなのに。

6月上旬。気温27度。晴れのち曇り。
そんな天候で、すっかり甘く見てました。

僕の全身は、今まで味わったことのない赤みを帯びています。
おそるべしですよ、南欧の太陽。
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by bonito_seco | 2009-06-09 07:39 | 独り言

先週、ドイツに出張してきました。

Biedenkopf(ビーデンコフ)という、人口13000人ほどの小さな町。
フランクフルトから電車で約1時間。
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なぜここかというと、うちのドイツのブランチがここにあるからです。
新しいスタッフの採用面接に同席するために訪問しました。

車窓からは、ちょうど北海道のような、懐かしい風景が広がります。
黄色いのは菜の花です。
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仕事が終わった後、ブランチの責任者をやってもらっているボドさんのお宅に呼ばれました。
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小さな町を見下ろす山の中腹にあります。
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リビングからテラスに出ると、そこからは、山と、畑と、小さな町が見えます。
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奥さん+愛犬の三人暮らし。家の中には寒いドイツの冬を暖めてくれる暖炉やら、
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サウナまで作ってしまいました。
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いいですね。
欧米の人は、とにかく家族が第一です。
「Quality of Life」というフレーズを良く使います。
「よりよく働くために生きる」のではなく、「よりよく生きるために働く」。

だから、僕や他の多くの日系企業の駐在員みたいに、最低でも12時間会社にいる人間は、
尊敬されるどころかまるで変人扱いです。実際。。。

こんな暮らしをみたら、僕もそう思います。
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by bonito_seco | 2009-05-20 06:05 | 独り言

ご無沙汰しておりました。旅行から帰ってきました。
金曜日の早朝から、月曜日の夜中まで、まる4日間、ふんだんに旅に使いました。
行き先は、世界屈指の観光地、イタリアはヴェネチア、フィレンツェ、ちょこっとだけピサ。

イタリアに住む友人の心強いサポートにより、
今回も、足に豆が出来るほど歩いて、人に丸いおなかを披露したくなるほど食べて、
気分が悪くなるまで飲んで、言葉を失うほど感動して、
そして風邪をひくほど疲れて帰ってきました。

ローマといい、今回のヴェネチア、フィレンツェといい、イタリアは、ほんとに
どこも唯一無二の観光地に恵まれております。
ローマ帝国が欧州の大半と北アフリカを支配しはや2000年、
地中海貿易でかせいだ富をもとにルネッサンスが開花し、その後衰退し500年、
仕事や旅先でイタリア人と接していると、
その後欧州史に覇権を唱えることがなかった理由がなんとなくわかる気がします。

これほどの観光資産に恵まれた街。素材を活かしたおいしい食事と、ワイン、
そして照りつける太陽と海。
これだけ揃っていれば、ラテン的資質はますます増長するわけで、
わざわざ外に出て、危険な目をして他国に攻め入って領土を獲得するような野心など
わくわけはないですよ。

というわけで、遊び疲れが取れていないため、
旅行記は次号からということにして、風邪気味でござりますれば、早めに寝るとします。
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by bonito_seco | 2009-04-15 06:17 | 独り言

その一)
友達が送ってくれた小包を、今日無事入手することが出来ました。
出した日から2週間経っても音沙汰がないので、あきらめざるをえないかと
思っておりましたが、「不在者通知」が、集合ポストの上に置いてありました。

郵便局「コレオ」の人は、アパートの部屋番号がわからなかったらしく、そうしてたみたいです。
でも、受け取った小包を見ると、ちゃんと正しく標記されておりました。
うーん、どういうわけでしょう。ちゃんと郵便受けに、自分の名前を貼っておこうと思った次第です。

その二)
その小包の中には、切望していた漫画、石塚真一著「岳」が8冊入ってました。
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早速1巻をすごい勢いで読み終わりました。
一話完結形の山岳救助の物語です。

「みんな、もっと山にくればいいのに。」
救助され、亡くなった人・助かった人、みんなに、
主人公・島崎三歩は
「よく頑張った!」「また山においでよ。」と、声をかけます。

その三)
仕事で日本を離れる直前まで、夏は山登り、冬はスノーボードで、山三昧の生活でした。
日本を離れてからこの5年間は、どちらもおろそかになっています。
特に夏山の登山はすっかりご無沙汰です。
オランダにもロスにもバルセロナにも道具だけは連れてきていますが、
地図やら山の情報やらが入りづらい状況で、ちょっとしり込みしていました。

本に戻って、三歩の使命は山に来た全ての人に「また来てよ。」と伝えること。
だから、人に優しい。覚悟をしている人間は、穏やかで明るく優しい。
僕も、いつなんどきでも、そんな風な心境で生きて生きたい、
そして久しぶりにまた山に行きたい、と思いました。

その四)
先週末の展示会ですが、無事成功いたしました。
15年間の仕事人生でこれ以上ない、不安で迎えたものでしたが、無事終わって良かったです。
仕事人生で、間違いなく最高のマイルストーンになりました。

その五)
3週間ほど休みなしで働いていたので、気分転換に、明日から4日間、
世界を代表する観光地、ベネチア&フィレンツエに旅行に行ってきます。

ということで、帰ってきたら、またまた長い旅行記がアップされることになるんでしょうね。
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by bonito_seco | 2009-04-10 05:27 | 独り言

これから、展示会出展のため、フランクフルトに行ってきます。

7泊してきます。むこうでは多忙を極めることが予想され、
あまりこのブログをアップできないと思います。

でも、頑張りますよ。「仕事とブログの両立」

なんじゃそれ??
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by bonito_seco | 2009-03-29 17:21 | 独り言

スペイン人のいいところでもあり、悪いところでもありますが、
かなりプレッシャーに弱いんです。

ラテン人的特質として、感情を隠さずに表現する。喜怒哀楽をありありと表現する。
これ自体は、良いことだと思うんです。

でもね、身近に毎日おこってることなんですけどね、
何か嫌なことがあったら、スペインの人達ってばすぐに感情的になってしまうんですね。
喜と楽の時はね、いいんです。でも、怒と哀には、すこぶる弱い。

何か自分に気に入らないことがあったら、とにかく大声で思いをぶちまける。

仕事上のことで言い合いをしたら、その場で、「こんな会社にいられない」と言って家に帰ってしまう。

で、もう一方の言い合いをした人に聞いたら、そちら側はそちら側の言い分をぶちまけて、
「この会社はおかしい。全然世の中のことがわかってない。意味がわからない。」

何日か、帰りが遅くなるような(9時くらいが限界ですが)、重労働な日々が続いたら、
いかに自分が不幸かをぶちまける。(てか僕に言われても、何も改善できないんだけど。。。)

日本人てば、耐えるでしょ。世の中ってのはそんなもんだ、って。
何かおかしなことや、他人と感情のもつれがあったら、
「自分が何か悪かったんだ。自分はまだまだだ。なんとか関係修復しなきゃ」って思うでしょ。
「自分の感情を表に出さない。おしとやかに、目立たない、ことが美徳だ」ってなんとなく
教育されてきてるでしょ。

これって、世界的に見たら、特異で、かつ、僕は非常にすばらしい特質だと思うんです。
だから、僕は、冷静に分析しますよ。いつも。
それでも、毎日、DNA的観点から、いろんなことに驚かされます。

だから、バルセロナに来て1年経とうとしますが、いまだに学ぶこと多し、です。
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by bonito_seco | 2009-03-27 08:50 | 独り言