今日は、どうでもいい&まじめな話です。

現地の人と日本人との常識の違いに驚くことなんてあまたありますが、
今日は仕事中にこんなことを強く思いました。

「EMEA」、聴きなれない言葉ですね?
Europe、Middle East & Africaの略です。
これは欧米でよく使われる、世界の地域分けの概念で、「欧州、中東、アフリカ」を
ひとまとめにした呼称で、政治上でも、ビジネス上でも、よく使われる言葉です。

日本の会社が世界を分けるとこうなります。
「北米、中南米」地区
「アジア」地区
「欧州」地区

で、中東やアフリカは「それ以外」になってしまい、どこから見ようかと言うと、
「まあ、日本から直接見るか」、と。

ところが、これが北米の会社だと、同じように世界のオペレーションを考える上で、
以下のように分ける、らしいです。
「北米、中南米」地区
「日本、アジア」地区
「欧州、中東、アフリカ」地区

つまり、アジアが日本と一緒になるように、中東とアフリカは、欧州と一緒になります。

歴史的に、欧州が大航海時代を向かえ、かの地に植民地をつくって以来、
600年間ものお取引の歴史的背景があるので、
欧州の人にとっては当然の考え方になっているようです。

でもって、スペインの現地会社が、中東、アフリカは欧州がTake careするべきだ。
アメリカは宗教的な違い、日本は習慣的な違いが強くて、信頼関係を築き辛いと。

それで「欧州が最適」=「そのテリトリーはうちでやりたい」、という考え方を伝えようとしています。
僕もそのための資料づくりを手伝わされました。
まずは理解されないだろうなあ、と思いながら。

ま、何が言いたいかと言うと、DNAと、その後長い間つちかう教育メッセージが違うと、
それぞれの「常識」が違い、根底からは理解しあえないものなんだろう、ということです。

で、まあ、僕も、どこの国に行っても、日々こうした根本的DNAの違いにより、
悩まされることしかりでございます。
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by bonito_seco | 2009-02-28 08:04 | 独り言

2月も下旬になり。

最近は安定して日中の気温は15度を超えるようになり、
夜も暖かくなって、過ごしやすくなってきました。

そんなとある日曜日。
家の前の地中海岸沿いに続いている遊歩道を散歩してみました。

夏を待ちきれない人たちがすでにビーチでくつろぎ、
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スケートボード・パークで遊ぶ子供達、
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遊歩道には、こんなカラフルなサインボードがあります。
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このビーチは、というか南欧の地中海沿岸のビーチは、
女性のトップレスの人が多いので、すでに全裸になってビーチで過ごしている人たちも多くいました。

全裸になっているのは、確実に男性だけですが。。。

そんなとある晩冬の日曜日の風景でした。
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by bonito_seco | 2009-02-25 06:39 | バルセロナの話

なにげない、いつもの土曜日。

いつもは、あまり気にしないのですが、今日は街を歩く子供達の服装が、いつもと随分違うんです。
これは、やっぱり、今日は何かあるんですか?特別な日なのですか?という疑問がわいてきます。
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スペイン人の友人に聞いてみると、

-あ、それは、今日が「カーニバルだからよ」

と、しごく普通にいうではありませんか。

「ちょ、ちょっと待って。カーニバルって。」

「カーニバル」=「リオのカーニバル」「浅草のカーニバル」のイメージがあるわけで、
「若い女性が身体の一部のパーツを隠しただけの、肉感的にまわりの人々を刺激しながら、
サンバのリズムに合わせて街を練り歩くパレード」なわけで。

わっちにしてみると、それはそれは大イベントなわけで。
そりゃ、より詳しい説明を求めて食い下がります。

そもそもカーニバル(謝肉祭)とは、、、

-復活祭(イースター)の「40日前」に開始する(今年の復活祭は4月12日)。
-「40日前」と言っても、日曜日は数えないので、46日前にあたる水曜日(灰の水曜日)が開始日となる。
-復活祭は年によって変わる。春分の日の次の満月の日の直後の日曜日を復活祭とする。
-謝肉祭がその40日前から始まるのは、キリストがヨルダン川でヨハネに洗礼を受け、
その後荒野へ行って断食が始まる事をならって、市民もせめてお肉は食べないようにと言うことで
始まったらしい。
-カーニバル期間中、金曜日に限り肉を食べてはいけない。
-復活祭の期間中は、「欲」をすてるべし。

スペイン的(バルセロナ的)にはどういう習慣になっているかというと、
-「灰の水曜日」の直前の土曜日に、催し物を行う。
  つまり禁欲生活に入る前にあほあほになりましょう、ということらしい。
-人は、「なりたい」と思うものに変装する。
-れっきとした暦のお祭りなので、幼稚園などでは、子供に仮装させる。
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-いい大人も、仮装して夜遊びする。サンタモニカのハロウィンの仮装のイメージ
-スーパーなど商店の人たちも、仮装してレジをたたいている。
-別段、肉感的なパレードはしない。

ということです。ま、結局は単に「変装した姿で楽しむ日」ということになるわけです。

これまたスペイン人の友人の話。

どうしても、肉を食べたい人や、「欲」を行いたい人は、
教会に行って、「gula」(スペイン語で大食の意)を買う。「gula」は形がなく、教会に大金を払うと、
神父さんから「あなたはgulaを得ました。これであなたはカーニバルや復活祭の期間中といえども、
何をしてもいいですよ」、というメッセージというか許可をもらえる、とのこと。
この「gula」を得た事実があれば、何をしても地獄に落ちないらしい。

やっぱり、ここでも世の中お金で何でも買えるみたいです。
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by bonito_seco | 2009-02-23 02:31 | スペイン生活

昨日のニュースから。

「史上初の裁判官ストにより司法業務ストップ」

いわく、
「昨日、行なわれた、初の裁判官ストライキは、組合側発表によると現時点で
現職として活動を行なっている裁判官3500名中、その62%にあたる2168名が参加し、
大成功に終わったとしているが、政府は、正式登録された全裁判官4621名中の35.3%に
あたる1635名と言う少数派の参加に過ぎなかったと発表した。
 これらの数字を出すにあたって、政府は、各自治体の高等裁判所長官より得たデータを
引用したとし、これに対し、組合側は参加をした裁判官、一人一人よりFAXやE-mail
で寄せられた参加表明に基づくデータを引用したとしている。
 今回行なわれた前代未聞の裁判官ストは、国民に対する事前の通知がなされておらず、
ストがあることを知らずに裁判所を訪れた人々の数は膨大で、仕事を休んで指定された日時に
足を運んだにも関わらず、無駄足に終わった人々からの避難の声は大きい。」
とのこと。

なぜ、ストをしたか?調べると主に以下を要求するためらしいです。
・昇進による強制的転勤廃止
・給与の見直し
・判決・審理言及の権利を要求

スペインは思った以上に洗練された国で、人柄も良く、ラテン人のいい部分だけを取った
ような感じで、とても好きな国なのですが、こういうところは、???です。

もちろん、日本的価値観で判断しているから思うのですが、
昇進してるんだし、そんなに生まれた街に固執しなくても。。。てか、見聞を広めるチャンスじゃん。
もともと給料いいほうじゃん。
え、そんなの裁判官なのに権利ないの?

で、あげくには国民には無告知でストして、迷惑かけちゃったの?
ほんとに仕事休んだりして、指定された日に行って、「裁判官がストなので法廷やってません」、
で済ましていいの?

それは、人の苦しみや、悲しみを知らなすぎるのではないですか?

こういう自分勝手なところ、根っこのところで、やっぱりラテン人の特質なのか、と思った次第です。
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by bonito_seco | 2009-02-21 07:15 | 独り言

この意味深なタイトルは、頼山陽の漢詩『川中島』の一節より拝借いたしました。

というのも、あのバルサのフォワード、リーガの得点王争いをトップで突っ走る
サミュエル・エトーとニアミスをしました。

時は今週の月曜日。
会社の別部門のトップ・マネージメント・ミーティングを、泊り込みで外部のホテルでみっちり2日間
開催すると言うことで、私も一部関係あるテーマだけ2時間ほど参加するようにとのお達し。

バルセロナから約50km離れた、地中海リゾート地として有名な「シッチェス」の丘の上のホテルまで
車を飛ばしたのでした。

いつものようにミーティングが延びて、僕も結局そこに9時間以上いました。

で、ミーティングも夜9時過ぎに終わり、ディナーというところで、
私は明日も早いし遠いので、せっかくのお誘いを断って、おいとましました。

今日ジョアンと昼ごはんを食べていたら、なんと、その日のレストランで取ったディナーで、
われわれのテーブルの1mはなれたところで、
エトーが、友達10人ほどと一緒に、そこでディナーを食べていたというではありませんか。
そして、ジョアン達はエトーに話しかけて、楽しく歓談したそうです。
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翌日は、朝からバルサの練習があったはずなのに、同僚が席を立った夜の12時でも、
まだエトー達の歓談は続いていたそうです。

冬場オフシーズンの、シッチェスに幾多あるホテルの4つ星クラスのホテル。
ディナー食べときゃよかった。
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by bonito_seco | 2009-02-19 07:52 | バルセロナの話

というタイトルの写真集を買いました。

19世紀におこった「写真技術」の発展に感謝せずにはいられない本です。
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100年前のバルセロナの街の様子を、写真で紹介しています。
「写真」がなかったら、往時の姿は、当時の人々の記憶の中でしか残りません。

カタルーニャ広場は、十字路でした。
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地中海沿いの遊歩道として、バルセロナ市民に人気の散歩道、
ポルト・ベイのあたりは、海賊から街を守るための防御壁がありました。
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こんな風に、現在でもこうして当時の様子をノスタルジックにしのぶことができます。
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by bonito_seco | 2009-02-18 07:07 | バルセロナの話

ここのところの激務後の久しぶりの週末の休みの日に、
9ヶ月住んできたバルセロナを再発見しましょう、ということで、
今週末は、「モデルニスモ建築再訪」を行いました。

ガウディをはじめとする建築群により、
バルセロナは世界中の観光客を集めてやまないわけですが、
私も赴任早々、これらの高名な建築物への訪問は済ませていました。

今回は「i」が企画する、オフィシャルツアーに入って2時間のWalking tourに参加など、
あらためて、真剣に、お勉強してみましょう、と。
ガイドさんの話を聞いたり、書物を読み進めるにつれ、自分なりの解釈がまとまってきました。

その結果。「モデルニスモ」を語る上で、重要なポイントを勝手ながら以下に要約してみました。

①ガウディはウディではなく、ガウディと発音する。
はい、つづりは、Gaudiではなく、Gaudí なのです。
どうでもいいことのように思えますが、アクセントの位置を間違えると、
スペイン人には通じなくなってしまいます。

②モデルニスモはいわゆる、「アール・ヌーボ-」の動きである。
つまり、国によって名前が変わるが、19世紀後半から20世紀はじめにかけておこった、
世界的な新建築様式をすすめるダイナミズムの一環である。

③おさえるべき有名な建築家は3人いる。すなわち、
-アントニ・ガウディ
-ドメニク・イ・モンタネール
-プッチ・イ・カダファルク

④当時のバルセロナに起こった特別な社会背景が、この特異な建築様式を開花させた。
1.19世紀後半に再び外国との貿易を許され、繊維産業をはじめとし、産業革命がおこった。
2.この波に乗って、大金を手にしたブルジョワ層が現れた。
3.この新規産業により、工場労働者などが急増し、19世紀後半に、現在の旧市街域では、膨れる人口をまかないきれなくなった。
4.19世紀後半に、これまで旧市街を囲っていた壁が壊され、カタルーニャ広場の北側、現在のアシャンブラ地区に新市街をつくることになった。
5.当時のブルジョア層が、敷地面積も狭く、衛生面も悪化していた旧市街を離れ、カタルーニャ広場から北に伸びる目抜き通り、「ガルシア」通り沿いに大邸宅を建てる動きがすすんだ。
6.ブルジョア達は、金に物をいわせて、当時の名うての建築家をおかかえの建築とし、自分の邸宅の建設を発注した。たとえば、ガウディのパトロンとまで言われたグエル氏など。

というわけで、上記3大建築家のそれぞれの代表的な建築物の写真です。
各3点に絞りました。

<ガウディ>
カサ・バトリョ
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カサ・ミラ
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コロニア・グエル教会
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<モンタネール>
カタルーニャ音楽堂
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サン・パウ病院
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カサ・リェオ・モレラ(1階は現ロエベ店舗)
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<カダファルク>
カサ・マルティ(1階はクアトラ・カッツ)
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カサ・アマトリェール(現在改装中で外観は見られない)
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カサ・デ・ラス・プンシャス
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by bonito_seco | 2009-02-16 07:19 | バルセロナの話

またもやアムステルダムに行っておりました。
ミーティングのため、国際日帰り出張です。

参加者は、スペイン、フランス、ベルギー、オランダから。
11:30amから6:30pmまでみっちり7時間のミーティングを行っても、
全員日帰り出来てしまうのです。

スキポールはオランダ駐在時代に「ホーム・エアポート」でしたので、
思い出がけっこうあります。

ミーティング終了後、フライトまでに随分時間があったので、
空港内にある、懐かしのスーパーマーケットに寄ってみました。
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昔、ここで出張前に、よく手巻き寿司を買って、朝ごはんにしたっけ。

驚いたことに、以前にもまして日本食在がさらなる充実を遂げておりました。
しかも、入口すぐの陳列棚の四方全面を独占し、最高の展示場所を確保しております。

弁当はあるは、様々な寿司のセットがあるは、おにぎりはあるは、、、
調味料はあるは、カップめんはあるは、シチューはあるは、、、
あーうらやましい。空港内の小規模のスーパーですら、このような状態。
オランダ、やはり手強し。
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スペインでは、まず手に入らない品物の数々に、目がくらんでしまった僕は、
つい「ゆずポン」と「つゆの素」を買ってしまいました。
しめて8.95ユーロ。

るんるん満足で空港のセキュリティに行くと、、、、
すっかり忘れていましたよ。液体は機内に持ち込めないことを。。

セキュリティ係員より、「これらは機内持込を許されていない」とのお達し。
「いや、だって、さっき下で買ったばかりだよー。大事なものなんだよー。
じゃあ何で売ってるんだよー。頼むよー。」と嘆願。
「機材持込は許されていない」と僕の嘆願を無視するかのように同じ発言。
あげくの果てに目の前にあったゴミ箱に放り投げられたのでした。

ううう、幸せ気分はわずか5分で吹き飛んだのでした。
8.95ユーロ。。。。
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by bonito_seco | 2009-02-13 07:29 | ヨーロッパ旅行記

バルセロナに来て以来、2度目のFCバルサの試合を見に行ってきました。
今日の対戦相手は今季1部に昇格したスポルティング・デ・ヒホン。

今シーズンのバルサは、18勝2分1敗の圧倒的な強さでリーガ首位を独走しています。
もう全く負ける気がしません。
結構良い席を取りましたので、写真もかなり近づけます。

試合直前のアップの風景。
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キックオフの瞬間
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メッシがボールを持つと、キラーパスを防ごうと、敵デフェンダーが固まって寄ってきます。
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今回はあまりメッシの活躍シーンはありませんでしたが、それでもタレントぞろいのバルサは
きっちりゴールを決めていきます。

エトーの2点目のゴール
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3点目を入れたダニ・アルベスは観客に向かってアピール
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試合は結局3-1でバルサが勝ちました。
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前回アテリコ・マドリッド戦を見たときは5点取ったので、
2試合で8回もバルサのゴールシーンを見たことになります。

ということで、今日会社でバルサの話をちょっとふると、もう止まりません。
とにかくみんな見てるのです。
そして、今年の記録的な快進撃を重ねるチームをホームに持っていることに、
みんな基本的な幸せと誇りを感じているのです。

そういえば、昔、イギリス人とパブで飲みながら、「毎日ここに来て彼らを何を話しているか」
について聞いたことがあります。
「女性→政治→サッカー」が1セットで、これが延々とループするのだそうです。

ヨーロッパに根付くサッカー文化の深いこと。
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by bonito_seco | 2009-02-10 05:45 | バルセロナの話

展示会出展も、無事成功裏のうちに終了しました。
私めによる、初めての企画主幹イベントだったので、一安心です。

欧州最大の設備系展示会ということで、まわりは
三菱、パナソニック、ソニー、日立、JVC、キヤノン、サムソン、LGなどなど、
超ビッグネームが並びます。そんな中で30㎡のこじんまりとしたブースを出してました。

さて、オランダの首都アムステルダムをパン欧州ビジネスの立場から語ります。
人口100万人に満たない、規模としてはそれほど大きくない都市ですが、
存在感は抜群で、欧州ビジネスの中心地になります。
特に大型の国際展示会などが開かれることが多いのです。

理由は;
1.大型展示会場がある
2.街自体に魅力がある(ビジターの数をかなり左右します)
3.ホテルの数が豊富、公共交通機関が便利
4.世界のハブ空港を近隣に持っている

特に4が非常に重要で、多くの国、都市から直行便が出ており、便数も豊富、
交通の便利さが群を抜いています。
欧州の関係会社を集めてミーティングするときなども、
アムステルダムにて開催することが多いです。

ローマやマドリッドなどは、どれかが欠けているので、
どうしても自国内の集合場所止まり、欧州全体で見るとローカル都市になってしまいます。

てなことで、何回も来ているアムステルダムだけに、今回写真は1枚だけしか撮ってません。
セントラル駅です。東京駅のモデルになりました。
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by bonito_seco | 2009-02-07 05:26 | ヨーロッパ旅行記