フィレンツェ1
2009年 04月 20日
到着したのは、11日(土)の夜。
パスクワ(復活祭、イースター)前日。
夜のフィレンツェ旧市街に繰り出したところ、街は前夜祭(と呼ぶのか?)の騒ぎ。
目指すは、フィレンツェの象徴、「花の聖母教会ドゥオーモ」。
初めて見た、その瞬間に、その美しさ、大きさに、感動のあまり絶句しました。
白、ピンク、グリーンの大理石が幾何学模様に配置された美しいファサード。
1296年から172年間かけて建設されたこの大聖堂、その気になれば3万人収容できるそうです。
この時期は、フィレンツェが銀行業を発展させ、「ヨーロッパ金融の首府」として名をはせていた頃。
経済繁栄を謳歌していたフィレンツェは、15世紀に街の大パトロン、メディチ家によって
ルネッサンスを開花させ、芸術の都へと昇華していくのであります。
かつてのフィレンツェ共和国政庁舎、「ヴェッキオ宮」
アルノ川にかかるフィレンツェ最古の橋、「ヴェッキオ橋」
夜のフィレンツェを軽く歩いた後、ドゥオーモ前に帰ってきたら、
なんだかドゥオーモ前広場で騒ぎが。。。パスクワ前夜祭(?)のミサのようです。
正門前では火がたかれ、
司祭達が、ゆっくりとドゥオーモ内を、聖なる火を持ち、祭壇へすすみます。
参拝者達は、司祭からろうそくに火をわけてもらい、参拝者同士で、また火を分け合います。
そして、前夜祭(?)のミサがおごそかに執り行われたのでありました。
宿に戻る道中、お菓子屋さんには、イースターエッグチョコがショウ・ウィンドウを飾っています。
今日の夕食は、宿近くにあった日本食レストランで、
こんなもの(焼うどん、、、麺はスパゲティです。)と
こんなものを食べました。
では、今日はこのへんで。
明日は、いよいよフィレンツェの街を、本格的に歩きます。
by bonito_seco | 2009-04-20 05:49 | ヨーロッパ旅行記