セビリア・コルドバへの旅-2.セビリア概要、大聖堂とヒラルダの塔
2009年 01月 21日
憧れのアンダルシアです。
(スペイン語っぽく読みたい人は、「シ」の部分で英語の「th」のように舌を軽く噛んで下さい。)
街の歴史概要。
古くは西ゴート王国の首都だったセビリアが、
ジブラルダル海峡を渡ってきたモーロ人(イスラム)に征服されたのが712年。
その後500年に渡って、イスラム文化繁栄の舞台となった。
1248年にレコンキスタによりカスティーリャ王国(キリスト教)のフェルナンド3世が征服。
イタリアのジェノバ商人が拠点を置き、中世から港湾都市として栄えてきた。
15世紀の大航海時代以降は、イベリア半島西岸と航路で結ばれているセビリアは、
アメリカとの貿易の独占港となって繁栄を誇る。
さて本題。観光記です。
アンダルシアといえば、オレンジの木。街路樹も、広場も、植えている木のほとんどはオレンジです。
高さ97mの「ヒラルダの塔」は、セビリア大聖堂にあります。
街のどこからでも見ることが出来る、セビリアのシンボルです。
「ヒラルダ」とは、もともと「風見」を意味しております。
もとはモスクのミナレットだったとのこと。
大聖堂は、あまりに大きすぎて、全貌を写すことができません。
寺院の規模としては、バチカンのサン・ピエトロが世界一、ロンドンのセント・ポールが2番目、
そしてこのセビリア大聖堂が3番目の規模だそうで。
さて、この大聖堂、「i」にて確認したところ、
「特別なイベントのため昨日と今日クローズよ。明日もここにいる?いるなら午後2時30分から開くわよ」と。
なんというショック。その街で、一番の観光場所を見ることができない。。。
(僕は実はこういうことよくあるんですよ。3ヶ月前に行ったバチカンでは博物館定休日だったし。)
今夜中にコルドバに移動する予定だし、仮に、明日いたとしても、
午後4時発のAVEには間に合わない。
気を取り直して、それならと、イベント参加者(ミサもの)に「まぎれて」、
警備員の人に、(他の人としゃべっていたすきに)「入らせてもらい」ました。
さすがに大きいのですが、そんな経緯なので内部写真はありません。
ここには、かのコロンブスの墓があるのですが、そこにもアクセスできませんでした。残念。
コロンブスといえば、近くの「インディアス古文書館」で見つけた、肖像画と直筆の手紙。
カテドラルの次は、カテドラルと並ぶセビリアの観光名所「アルカサル」へ。続きは次号で。
(ごめんなさい、出張中で、アップしている時間があまりなくて、小出しです。。。)
by bonito_seco | 2009-01-21 15:49 | スペイン旅行記