というわけで、温泉編です。

イタリアで温泉。
しかも野趣あふれんばかりの売り文句(by友達)
・滝がある。
・その滝が温泉である
・しかも川に流れ込む
・オープンエアーである。
・無料である。

友人いわく、「天気が悪いと温泉はだめ。」
僕いわく、「へ?雨降ってる中の温泉も、風情があっていいよ。」
友人いわく、「へ?寒いから入れないって」
僕いわく、「いや、外の寒さと温泉のあったかさがいいんじゃないのさ」
友人いわく、「いや、だから、温泉が寒いんだってば」

と、どことなくかみあわない会話を堪能しつつ、僕は、それはもう、
「日本温泉行ったことあるアーカイブ」No.1の
アイヌ語で「神の水」、「カムイワッカ湯の滝」を妄想しているわけです。

脱線しますが、この「カムイワッカ湯の滝」、知床の奥地にあり、それは「秘湯」だったわけですが、
昨今の世界遺産&秘湯ブームにより、すっかりメジャーな温泉になってしまいました。
それでも、やはり、ここは、圧巻です。
そもそも沢登りのメッカでもありますが、滝&川が温泉なもので、滝壺ではゆったりと入浴できます。
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話はイタリアの温泉に戻しまして、
おすそ分けの魚の下ごしらえをおえて、いよいよ温泉に向かいます。
サン・ベネデットの町から山へ向かって約1時間。
「アクアサンタ・テルメ」という温泉の町に到着です。

ここには、無料の野外温泉とは別に、れっきとした湯治のための施設があります。
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が、しかーし、しかしですよ、道中から雨。雨。雨。雷。友人の悪い予感的中。
夏のイタリアとは思えない肌寒い雨の無料屋外温泉。
これは、しかし、、、上から温泉をのぞいてみると、


なんとこんな感じ。
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物好きな家族連れと、若い女の子達が楽しげに温泉?を楽しんでいます。

確かに、滝がそそぎこんでいる。
しかし、温泉のあの、「湯気」がたっていない。。。

男性読者のために、若干アップ目に。
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上から、家族連れのお母さんに「寒くないですか?」と声をかえたところ
「寒くないわよ。大丈夫よ。」とのこと。

ということで、われわれも川沿いに下りて行きました。指をおそるおそるつけてみると、
つめたいっちゅうねん!湯温26度くらいか?

「これはいかん。10時間かけてここまでやってきて、温泉に入れないなどありえない。」
そう考えるとね、不思議なことに冷たくないんですね。
海水浴の海の温度と比べたら、まだましですしね。

ここは、なんと、滝の横の穴から入っていくと、中は洞窟になっているのです。
天然の「洞窟湯」。これはこれはとても素敵。新鮮。(湯温さえ暖かければ)。

友人は、さっさと自分は温泉に入ることを断念し、外で見守ります。
でもね、こっちは、はるばる10時間かけてきたわけですよ。
26度なんて、冷たくないですよ。
それに強烈な硫黄のにおい。これぞまさに温泉ですよ。

しばし、洞窟湯を楽しむ姿をご堪能ください。
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ということで、温泉気分は若干中途半端ながら、
スペインに帰ってきても、このとき着ていた服にまだ硫黄の匂いがこびりついている
なつかしい現象に大満足です。

これで、ちょっとは「日本に帰って温泉に入る」妄想も緩和されたかも。。。
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by bonito_seco | 2009-07-09 06:29 | ヨーロッパ旅行記